UXリサーチにミルトンモデルとLABプロファイルを!
NLP(神経言語プログラミング)には、ミルトンモデルとLABプロファイルというスキルがあります!
これらのスキルは、営業や販売、人材育成、さらにはスポーツや教育などの分野で活用されています。
そんな、ミルトンモデルとLABプロファイルですが、UXリサーチにも活用できるんです。
そこで、今回はミルトンモデルとLABプロファイルのUXリサーチへの活用方法を紹介します!
UXリサーチで大切なこと
UXリサーチでは、ユーザーにインタビューをしたりアンケートなどをします!
この時、ユーザーには本音で答えてほしいですよね!
そして、このUXリサーチという体験を楽しんでほしいと思いませんか?
そうなんです!ユーザーエクスペリエンスを調査する会なのに、ユーザーエクスペリエンスが悪いってなんかおかしいじゃないですか!
そこで、心理学の登場です!
心理学のスキルで、楽しく、思い出に残るUXリサーチを体験してもらいましょう!
さらに、楽しく参加してもらうだけでなく、ユーザーの本音も聞きたいですよね。
というか、こちらがメインです!
でも、ユーザーも人間です。
相手に良い印象を与えたい!
相手が傷つくことは言いたくない!
自分をよく見せたい!
などで、なかなか本音を話してもらえません。
そこで、ユーザーが本音で話しやすい、話したいと思う場を作ることも重要です。
ここで、再び心理学の出番です!
さらに、UXリサーチから得られたユーザーインサイトを関係者に展開をすることも重要な仕事です。
つまり、伝える能力、さらに訴えかける能力が必要とされます!
そうです!心理学の出番なのです!
こんな感じで、UXリサーチと心理学は相性が良い組み合わせなんです!
活用方法
説明時
まずは、ユーザーに今回のインタビューの説明をします!
この時、ミルトンモデルとLABプロファイルを使用します。
そうすることで、ユーザーに安心してもらうと共にワクワク感を感じてもらいます!
ミルトンモデルで、楽しさとワクワク感を得られるように無意識に働き掛けます。
そして、LABプロファイルの言葉で、同様にユーザーが安心してもらうと共にワクワク感を感じてもらえるように説明をします。
また、この時ユーザーに渡す資料などは、素敵なデザインに仕上げて、綺麗な用紙に印刷します。
このようなちょっとしたことが大切だったりするんです!
このように、事前の案内メールからUXリサーチ会場を後にするまでのUXをデザインしましょう!
本番(インタビュー)
本番では、LABプロファイルのみ使用します。
ミルトンモデルは、ユーザーの無意識に働きかけることで相手の行動変容を促すことが主な目的です。
なので、インタビューなどで使用すると誘導してしまう可能性があるので、本番では使用しません。
ユーザーがインタビュアーのした質問にピンときていないようなら、LABプロファイルのスキルを使います。
そして、言葉をユーザーに合わせて変えることで、ユーザーがピンとくるようにします。
また、ユーザーにイメージしてもらう時や、ユーザーの発言内容を確認する時もLABプロファイルの出番です。
ユーザーに合わせた言葉でコミュニケーションを取ることで、ユーザーの負荷も軽減しつつ、インタビューの質問内容を明確にしていきます。
終わり
インタビューが終わったら、お礼の時間です。
この時間って、実はとても大切なのです。
終わりよければ全てよし!
という言葉をよく聞くと思います。
逆に考えれば、終わりが良くなければ、今まで積み上げてきたものが全て崩れ落ちてしまいます。
ここで、再びミルトンモデルの登場です!
ユーザーが楽しかったと思ってもらえるように、無意識に働きかけます。
UXリサーチ結果の報告
UXリサーチが終わったら、解析をして、ユーザーインサイトを明らかにします。
こうして、明らかになったユーザーインサイトを関係者に報告します。
この時にも、LABプロファイルの出番です。
LABプロファイルのすべてのパターンを網羅した話し方で、結果を報告します。
こうすることで、関係者の理解が深まり、次のステップへの移行がスムーズになります。
まとめ
このように心理学をUXリサーチに応用することができます。
心理学のスキルを上手く活用することで、ユーザーインサイトを引き出すだけでなく、UXリサーチ自体のUX体験を向上させましょう。
そうすることで、企業イメージの向上に繋がります。
何より、ユーザーが笑顔で、UXリサーチ会場から帰宅して欲しいですよね。
というわけで、今回はミルトンモデルとLABプロファイルに焦点を絞って紹介しました!
今後も、別の心理学のスキルをUXリサーチに活用する方法を紹介していきますので楽しみにしていてください。